ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

R-25に注目!

R25 つきぬけた男たち (日経ビジネス人文庫)
リクルートから発行されているフリーパーパー「R-25」が新聞関係者(私の周囲にいる自称新聞界のモテリーマン?たちですが)から注目を集めています。
私は地方在住者なので、取り寄せていますので、首都圏でどの程度盛り上がっているのか分かりませんが、知人の知人(つまりまったく知らない人)のリクルート女性社員がコンパのたびに「R-25」についてたずねられて「ウザイ」とこぼしているらしいし、東京出張の際にゴミ箱をあさって捨てられているR-25を探したものの、1冊も見つからなかった(リサーチのためですよ!)との友人からの報告もあるので、相当盛り上がっているのでしょう。もう、R-25を取り上げること自体が遅いのでしょうが…。
内容ですが「在日米軍のための思いやり予算て何?」や「小泉改造内閣」など硬めの時事ネタを取り上げることが多い巻頭特集。ビジネスや政治、スポーツなどの時事ネタのコラム。インタビュー。テレビ番組表などです。
コラムのネタも「君はレールウェイズを覚えているか」でファミスタと球団合併を結びつけたり、ライブドアの堀江社長のファッションをチェックしてみたり、「ダッチワイフ急流くだり」というバカバカしいイベントを紹介してみたりとさまざま。デザイン的にはナンバーの巻末コラムに非常に似ているものの、800字以内で収めるなど「辛抱が足りない」R-25世代に優しい? 他にも、ストレートニュースはテレビやネットで見ていることを前提に「軽い解説」が多いことや電車で読むことが予想されるインタビューの文字は大きく、家に帰って読むであろうテレビ番組欄は字がツメツメとか、表紙の紙質を上げる、などなどー工夫があちこちに見られます。朝日新聞が以前に出していた週間新聞「セブン」も相当研究したのでしょう。
このR-25の何が新聞界に衝撃なのかというと、ニュースを扱っているフリーペーパーでここまで話題になったものはなかったということです。私は中高生面を担当していますが、取材をお願いした高校生に「タウン誌ならいいけど新聞はダサいから載りたくない」と言われたことがあります。分かってはいましたが、直接言われると辛い…。手が黒くなる紙質や見出しの感じ、「なんとなく新聞て嫌〜」という人たちがいることを
新聞経営者や幹部たちは理解していません。それどころか、新聞を読まない層が増えていることに対して、まともなマーケティングもせずに、「活字離れ」と時代の風潮のせいにしたり、「新聞を読まないやつが悪い」と開き直っています。しかし、R-25は、新聞から離れつつある層がニュースに対する興味や需要があることを示唆しています。
新聞界がR-25から学ぶものはたくさんあると思います。
NO14号の「Nostalgic R25」はフリッパーズギター。バンドブームを経験しただけに「渋谷系」の登場は衝撃でした。田舎者の私は「これが都会というものか…」とそのおしゃれ感と音楽的洗練さに圧倒されました。
ちなみに、見出しの「アニエスのシャツにはいつもホワイトリーバイス、とか。」にも「そうそう」とうなずきまくり。R-25にやられちゃっているようです。大学生のときに私の住んでいた街にもアニエスができて、開店の日にすごく並んでいましたことや、トレンディドラマ「予備校ブギ(織田裕二が若い!)」、さらには解散してソロ活動をし始めたばかりのコーネリアスのトークに抽選で当ったのに寝坊したこと(涙)、ラブリーすぎるオザケンのコンサートで「なんだ男もいるじゃ〜ん」と指を指された(前から3列目でまわり女性ばかりだったから、多分私。いや私に違いない!)ことなどを思い出したのでした。っていうか昔を振り返るようじゃあもうオシマイですかね?
オン・プレジャー・ベント ~続・カラー・ミー・ポップ
ついでに。私的オススメは「オン・プレジャー・ベント」。あの、MCの冷たさとライブの疾走感、「夏の夜の花火」のようなせつなさがいいのです。

あ、さらに追加。確か「シングルス」だったと思うけれど、CDの裏表紙の裏側(CDを収納する部分に隠れているところ)を開けると「ジャケットに写っているヘアドライヤープレゼント」みたいなことが英語で書いてあった気が…。あれ、応募した人いるのでしょうかね?

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